AI OZAWA
2019.06.30
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2018.12.31
あれから30年以上の月日が流れているのに、なんら昔と変わっていない。
ここ福浦港は、志賀町にある昔ながらの漁港で、
僕が高校生の時に、写生合宿で訪れた思い出の場所でもある。
この福浦港には、日本最古の西洋式木造灯台がある事で知られていて
その木造灯台が今回の目的地。
昔の記憶を頼りに、港の方へ向かって行くと、、、
休日とゆう事もあって港では釣りをしている人が大勢います。
それより気になったのが猫。
まるで、釣り人の釣った魚でも狙っているのか?
日向ぼっこしてるのか?
写真の黒猫ちゃんをはじめ、ミケやブチ柄の猫も居て
なんだかほっこりします。
港を見回してみると、、、あった!
向こうの岬に見える木造建造物が、旧福浦灯台。
向こうの岬に行く途中に、少し港町を探索してみると
ある一角で天然の海苔を天日干しの風景を見つける。
海苔を干してある竹の道具も微妙に反っていたり
昔ながらの知恵なんだろうなぁ。
そして、神社を見つけたので行ってみると!猿田彦神社でした。
ちょっと調べてみたら、猿田彦の名前が入った神社は全国で5社あって
三重県伊勢市や愛知県や長野県、富山県にある。
なんでこんな港町に?って思ったけど、そこが能登の魅力なのかもね。
神社の境内には、大きな木があって その木の大きな穴の中には
侵食された木が、まるで観音様が手を合わせている様な形になっていて
まさに御神木 枝ぶりもまるで後光の様で不思議な木でした。
神社を後に、灯台に向かって行くと
岩がゴツゴツした能登の海岸が見えてきて
笹の小道を抜けると、、、
辿り着きました「旧福浦灯台」。
白い建物と海とのコントラストが印象的。
この写真のアングルは、高校生の時の写生合宿で人気だったなぁ。
日本最古の西洋式木造灯台だけど
屋根は瓦で土台も石垣になっているので
日本のお城のイメージもあって、和洋ミックスした感じが
明治時代に建てられた建造物の特徴ですね。
石川県指定史跡に指定にも選ばれています。
灯台から見える日本海。
晴天ってわけじゃなかったが、まだ先に伸びる能登半島が見えて
季節が良い時は気持ちいいだろうなぁ。
のんびりとするには最高の場所です。
30年前には無かった専用の観光駐車場が近くにあるので
ゆっくり近辺を探索する事もできます。