「訳あり物件」と聞くと、部屋の中で何か事故や事件が起きた物件を想像する方もいるかもしれません。

でも他にも「周辺の物件よりも安い部屋」はいろんな理由で存在します。

そこで今回は「訳あり物件」の種類と借りる時の注意点をまとめてみました。

「訳あり物件」にはどんなものがある？？

いわゆる「心理的瑕疵」物件

一般的に「訳あり」と聞いてイメージするのがこちらの「心理的瑕疵」物件。

物件としては問題はないものの、心理的に避けたくなる理由があるもののこと。

例えば、室内で自殺や殺人などが発生したものがこれが該当します。

これらの理由がある物件は、物件情報に「告知事項あり」と記載されていることが多いです。

線路の近くや、墓地の近くなど「環境的瑕疵」物件

次に、立地条件などの環境面で問題がある物件。例えば、そぐそばに高速道路や路線があって音が気になるもの、窓から墓地が見えるものなどです。

かなり古い物件にある「既存不適格」物件

築年数が古い物件の場合、建築基準法や消防法などの現在の法律の基準を満たしていない、「既存不適格」といわれる物件があります。

これらの物件は、防火面や耐震面での基準が甘いので、長く住むつもりの方は注意が必要です。

その他、よくある「家賃が安い理由」

3点ユニットバスの物件

「他のお部屋よりも家賃が安い」理由で、今最も多いのが、「３点ユニットバス」です。

一人暮らし向けのワンルームや１Kで5,000円から10,000円程度、二人暮らし向けの1LDK以上だと10,000円から20,000円程度安くなります。

定期借家(再契約不可)物件

普通の賃貸借契約と違って、契約期間が終了すると、更新されることなく確定的に終了する賃貸借契約のことを「定期借家契約」といいます。

定期借家契約が選ばれる理由はさまざまですが、家賃が低い可能性があるのは「再契約不可」とされている物件です。

大家さんの都合で2年や3年などの期間限定で貸し出したい場合や、1年後に取り壊しや建て替えが決まっている場合などが多いです。

必ず期間内に引っ越す必要がありますが、お得に住めます♪

エレベーターなしの4階、5階

古い4〜5階建の建物で、エレベーターがない場合、4階、5階は空室が多く家賃が安く設定されている場合があります。

階段が苦でない人にとってはお得に住めて、眺望や日当たりも望めます。

ただし、普段は良くても、旅行や買い物などの荷物を上げるのは想像以上に大変なので、よくお考えください！

「訳あり物件」を探すコツは、最初から絞りこまないこと！

訳あり物件を探したいなら、「告知事項あり」や「定期借家」で絞り込んで探すなどの方法もあります。

また、最初から絞り込まないことも重要です。

例えばこんな条件、「なんとなく」チェックしていませんか？？

◎2階以上

◎バストイレ別

◎築10年以内

◎オートロック付き

◎エレベーター付き

などなど、一度見直してみて、「そんなに自分は気にならないかも・・・」と思えそうなら、一度チェックを外してみましょう！

「おとり物件」には要注意。何が理由で家賃が安いのかを見極めましょう！

不動産ポータルサイトでお部屋を探す場合には、検索した時「安い順」で目立つように、存在しない家賃の安い物件をわざと登録して来店させようとする不動産屋さんも、残念ながらまだ存在します。「おとり物件」に騙されないためには、何が理由で家賃が安いのかを見極めるようにしましょう。

「おとり物件」の記事はこちら▶︎▷▷https://lifes.town/interior/7113/

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以上、いかがだったでしょうか？？

是非参考にして頂いて、充実した新生活を送りましょう！

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