石川県の最北端「珠洲市」

人口約15,000人の小さな市。

県庁所在地である金沢市まで約１３４km、車で約２時間と交通の便はあまりよくありません。

そういう地域だからこその美しい自然豊かな景観が自慢です。

自然を遊びにできる施設が豊かな場所でもあり、

奥能登国際芸術祭2020+が開催されるなど、近年注目されている市でもあります。

そんな珠洲市が力を入れているのが、「不登校のこどもの心の癒し」です。

不登校のこどもを石川県珠洲市へ

「これからあるプロジェクトを進めようと思っている。」

珠洲市町泉谷満寿裕氏（いずみやますひろ）はそう語ります。

そのプロジェクトとは、県内で不登校の児童生徒を珠洲市で受け入れ、学校に馴染んでもらう計画です。

少人数学級が当たり前で、のどかな風景が広がり、時間がゆったりと流れる珠洲市は心の癒しにぴったり。

都市部にはない珠洲の魅力で親子を迎え入れたいとアイデアを温めてきました。

珠洲市は、人口の減少により多くの空き家があります。

親子の住居として空き家の活用も考えています。

実現すれば、わずかでも人口現象の抑制につながるでしょう。

 

珠洲市は、石川県の最北端にありながら

2015年には映画「さいはてにて」のロケ地で使用されたり、

絶景を生かした宿泊施設が人気であったり、

若者が集まるお洒落なカフェができたり

奥能登国際芸術祭で再注目されるなど

積極的な地域の活性化活動に目が離せません❗️

 

生きづらさを感じている方の居場所「珠洲カフェ」

目的・大切にしていること

ひきこもり、学校に行けない、働けない、生きているのが辛いなど何らかの生きづらさを感じている方の居場所です。

田舎だからこそ言えずにいる方の心が少しでもやわらぎ、未来をつくる糸口になることを願っています。

活動内容・対象

生きづらさを感じている方とその家族、

支援者匿名参加可能。（守秘義務あり）

おなじ体験を持つ方との出会いや情報交換。

各種支援団体とのつながりなど。

日時・会場

毎月1回　第2または3土曜日（変更あり）10時～14時
参加費 300円

旧珠洲市立本小学校
（閉校した小学校の空き教室を活用：珠洲市三崎町17番地47）

KHJ北陸会HP http://www.khjhokuriku.work/

に掲載されている珠洲カフェ案内を確認ください。

 

こども食堂について

「こども食堂」とは、子どもが一人でも行ける無料または低額の食堂です。

「地域食堂」「みんな食堂」という名称のところもあります。

こども食堂は民間発の自主的・自発的な取組みです。

しかし、それゆえ運営を支援する公的な制度などが整備されていません。

それにもかかわらず、こども食堂の数は増加の一途をたどっており、現在その数は全国で約6,000箇所にものぼっています。

（2021年12月「むすびえ及び地域ネットワーク」調べ）

石川県のこども食堂一覧

能登地区子ども食堂

金沢市こども食堂

石川県の子供食堂マップ▼

まとめ

こども食堂の目的としては、「地域交流の拠点」と「子どもの貧困対策」のふたつあるそうです。

子供に食と学びの場を、沢山の交流の機会が作れることはとてもいい取り組みだと思います。

少子化が進んでいますが、地域みんなで子供の成長を見守っていけるといいですね⭐️

 

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