歴史と文化が薫る街、金沢で暮らす|街の情報サイトLIFES

那谷寺|「GO FOR KOGEI」開催中

2022.10.21

那谷寺の紅葉は有名で知っている方も多いのではないでしょうか😊?

昔から白山信仰が根付き自然の神を崇めていたそうです!

歴史ある文化財が残っている石川県スゴイですね✨

今回は紅葉のタイミングには少し早かったですが、

北陸三県で開催されている「GO FOR KOGEI」という北陸工芸の祭典が行われているということで

那谷寺を散策しながら、作品を見に行って来ました👀♪

 

那谷寺について

1300年の時を経て今もなお

平成29年(2017年)に開創1300年を迎える那谷寺は、なんと弥生時代に作られました!

全国的に見てもとても長い歴史を持つ由緒ある古いお寺です🌟

奈良時代の養老元年(717年)に泰澄大師がご本尊を境内の岩窟に安置したことが始まりで、

今日まで“自然智”の教えを守り受け継いでいます。

 

池から発掘された遺跡の数々

約30年前に大池より多くの遺跡が発見👀

それは、約650年前に起きた南北朝の騒乱から戦国時代にかけて

焼かれてしまった那谷寺の址(あと)でした。

白山信仰の拠点として、当時から大きな力を持っていたため、

幾度となく政権闘争に巻き込まれました。

 

利常公がおわしける場所

弘治元年(1555年)、加賀の一向一揆軍が那谷寺に立て籠もりましたが、越前の朝倉軍に鎮圧。

この時、那谷寺は全焼してしまいましたが、江戸時代、小松に隠居していた

三代目加賀藩主・前田利常公が那谷寺の荒廃を嘆き、再建を決意!

那谷寺の書院で利常公は実際に住まわれ、再建の指揮を執られました。

参詣者をやさしく導く杉

那谷寺を再建した利常公は、参道にたくさんの杉の木を植えました。

その長さは、小松から那谷寺に至る約10kmとも言われ、御幸街道の一部でもあります。

綺麗に整備された参道に緑色に輝く苔が美しいです。

 

秘めたる庭園が、ここに

建物の縁側に行くと美しい庭園が整備されています✨

利常公がおわした書院から見られる庭園は、小堀遠州監修によるものと伝えられています。

紅葉にはまだまだ早いですが、緑の木々、苔を見ていると心癒されます😌

庭園の奥にある阿弥陀三尊の姿に例えられる自然石「三尊石」。

よく見ると池の奥にある岩に3本のしめ縄が祀られていました。

 

寺宝から見る那谷寺の姿

前田家の梅鉢紋が入った駕籠がありました。

前田利常公も那谷寺の復興に大変尽力されたようです。

 

那谷寺概要

【住 所】 石川県小松市那谷町ユ122

【電 話】 0761-65-2111

【時 間】 9:15~16:00

【定休日】 年中無休

【料 金】 

【駐車場】 バス40台、小型車200台(無料)

【公式サイト】https://natadera.com/

 

 

「GO FOR KOGEI」について

富山、石川、福井の北陸3県を舞台に、広域的なアートエリアの形成を目指し、

工芸の魅力を国内外に発信する取り組みで、2020年から始まりました!

GO FOR KOGEI 2022は、富山県の勝興寺、石川県の那谷寺、福井県の大瀧神社・岡太神社で開催されています!

建物の美しさもさる事ながら、飾られている工芸作品もとても見応えのある作品ばかりでしたのでご紹介します✨

 

 

「鵜飼康平」さんの作品

木と漆を使った作品は境内の倒木を利用して制作された作品のようです!

木の大きさに圧倒される巨大な作品でした✨

 

「近藤七彩」さんの作品

金工の技法を使い骨董品である家具を機能性を持たせながらオブジェ化した作品だそうです◎

斬新な発想で面白いですね!

 

「入沢拓」さんの作品

ブナ材を細く切り、くさび止めの技法で制作した作品です!

部屋の中から土間まで続く大きな作品で、細く繊細ながら木と木が連結していて見応えがありました😳✨

 

カメラでは収まりきらない程の大きさ!

 

「佐合道子」さんの作品

綺麗な庭園を歩いていると、白い球体の作品が見えてきました♪

陶器で作られた作品は1000個のオブジェが散りばめられたインスタレーション作品🌟

1000個って…スゴイですね!苔を傷つけないように針金で浮かせた状態で設置されているようです。

 

「新里明士」さんの作品

磁器で作られた円状の重なりは、視点を上へと誘い空間の広がりを感じさせる作品です🌟

 

「井上唯」さんの作品

建物内部から白い糸のようなものが伸びています!

針金のような硬い糸を使い表現された作品で、とても巨大な作品に圧巻です😳

建物の中に近付くと、内部に山のような形が作られていました!

白山の雪解け水が海まで辿り着き循環されている自然の様を表しているそうです。

白山信仰の那谷寺にピッタリな作品◎幻想的で素晴らしい〜です!

 

GO FOR KOGEI概要

「GO FOR KOGEI」の作品は以上の6名の作家さんが展示されていました。

とてもとても見応えのある作品ばかり✨

「GO FOR KOGEI」の展示は週末10月23日までとなっております!

気になった方は10月23日までにぜひ足を運んで下さい!

 

【会 期】  2022年9月17日(土)〜10月23日(日)

【休場日】  なし

【時 間】  9:15〜16:00(※入館は閉館の30分前まで)

【入場料】  共通パスポート
       前売り  1,800円 9/16(金)まで販売
       当日   2,000円 9/17(土)から販売

【個別入場券】那谷寺  1,200円

 

 

那谷寺には自然なアートもたくさん!

苔も綺麗で有名な那谷寺。

苔の隙間からキノコが出てきていて何とも愛らしい風景を見れました😍

 なめこのような色合いのキノコもありました♡笑

杉の木にも苔が生えてきて、那谷寺の美しさも感じることが出来ました✨

那谷寺の中に白山神社があるので、参拝してきました!

右腕が無い歴史を感じる武士の石像や

狛犬様も苔にむされていて那谷寺ならではだなと感じました。

那谷寺といえば、有名な「奇岩遊仙境」!

迫力満点です!

那谷寺にある建物や庭園のほとんどが国の重要文化財に指定されています。

門をくぐり階段を登ります。

大悲閣と書かれた建物に向かいます。

千手観音菩薩を安置、(ウマレキヨマル)を体感できる「いわや胎内くぐり」を通ります。

進んで行くと三重塔が見えてきました👀

細部の木工の技術などに目を奪われます✨

中には大日如来が安置されているようです。

楓月橋を渡り展望台へ向かいます。

那谷寺が紹介される際によく見かける景色ですね!

展望台から見る事が出来ます◎

気温の寒暖差で紅葉が進んでいき、もうそろそろ紅葉の見頃を迎えそうですね🍁

 

まとめ

今回は平日に行った事もあり、ゆっくりと那谷寺を満喫する事が出来ました♪

石川県には兼六園もありますが、那谷寺もオススメのスポットです!

「GO FOR KOGEI」が気になった方は10月23日までが作品展示ですので、ぜひお早めに足を運んでみてください🌟

 

Instagramで石川県の魅力を発信中!

金沢LIFEsでは金沢を中心に石川県のイベント情報やグルメ情報、

ローカルスポット、お出かけ情報などを発信しています⭐️

フォローやシェアもよろしくお願いします♡

 

↓フォローはこちらから😊↓

クラスコ、ヘヤサガ、ヘヤサガジャーナル、LIFES、ライフズ

 

クラスコ、ヘヤサガ、ヘヤサガジャーナル、LIFES、ライフズ

 

クラスコ、ヘヤサガ、ヘヤサガジャーナル、LIFES、ライフズ

 

\石川県でのお部屋探しはヘヤサガ/

      \石川県でのお部屋探しはヘヤサガ/