【チームラボ 】行ってみよう!〜金沢城 「光の祭」〜
2023.08.22
2023.03.02
「夜間中学」のことをご存知ですか?
様々な事情により、中学校で勉強できなかった人が通う、夜間に授業が行われる教育機関です📕。
石川県にも「夜間中学」があり、ここに通い学んでいる方達がいます。
今回は、県内の夜間中学について紹介させていただきます🍀
【公立の夜間中学について】
市町村や都道府県が設置する中学校において、
夜の時間帯等に授業が行われる公立中学校のことをいいます🏫
文部科学省では、夜間中学が少なくとも各都道府県・指定都市に1校は設置されるよう、
その設置を促進しています。
▶︎参考となる文部科学省のページ「夜間中学の設置促進・充実について」
しかし実際のところ、現在は15都道府県に40校が設置されている状況であり、
まだまだ、全ての都道府県に設置されるには至っていません。
公立の夜間中学では、入学後は原則週5日、3年間通うことになります。
また、公立中学の夜間学級という扱いになるので、
実際に教員免許を持った教員から勉強を教わったり📝
学校行事に参加したりもできます。
文部科学省のホームページでは、以下のように夜間中学の説明があります。
夜間中学に通ってみたいなと考える人には、読み書きに自信がない方もいるため、
このようにわかりやすく読み仮名付きで書かれています。
▶︎こちらの記事もわかりやすく公立夜間中学の説明があるので参考にしてください。
【自主運営での夜間中学について】
自主夜間中学とは、民間団体やNPOなどの
ボランティアによって運営されている夜間中学になります。
公立と大きく違う点は活動頻度が公立よりも少なく、
それぞれの運営団体によって開校頻度は様々です🍀
教え方についてもいわゆる「講義形式」と呼ばれる
ひとりの先生の話を大人数の生徒が聞くというのではなく、様々に工夫されています。
上記でご紹介したような、公立の夜間中学がない都道府県では、
このような民間団体による自主的な運営が広がってきてはいるというものの、
まだまだ数は少なく、全国では現在23の夜間中学が開設されています🏫
石川県には2021年2月に開校した、自主夜間中学があります。
「学び」を必要とする人に機会を提供する場として、
そして石川県や北陸地域に公立の夜間中学校開校を目指して日々活動しています。
金沢市保古のフリースクール「パトリ」を教室として開催されています📗
年齢や学籍を問わず、基本的には誰もが通える学校です🏫
また授業料は無料のため、安心して通うことができます。
・何らかの事情があり、義務教育を終了できなかった方
・中学校を卒業したけれど、学びなおしたい方
・日本で生活する外国籍の方
・不登校の方、不登校だった方
などが現在も夜間中学に通われています。
第2土曜日:18:00〜21:00に開校しています🕛
この時間内はいつ来てもいいし、いつ帰ってもいい、というスタイルです。
※ただし、日程が変更することがあるので、初めて行かれる方は電話でご連絡ください📞
電話番号:076-291-3060
一人一人に合わせた活動がされていて、マンツーマンで勉強を教えてもらうことができます。
文字の読み書きや、小学校での勉強も学ぶことができます✏️。
以下のような時間割はありますが、授業すべてに出席しなければならないというわけではなく、
一時間分だけ勉強して帰るというようなこともできます。
問い合わせ先:石川に夜間中学を作る会(公式サイト)
電話番号:076-291-3060
Facebookページ:石川に夜間中学をつくる会
Twitter:石川自主夜間中学(公式)
あまり知られる事がなかった、石川県内の夜間中学ですが、
民間団体により活発に自主活動がされており、
このようにとても大切な場だということがわかります。
ボランティアスタッフも募集されていたり👩🏫
寄付金も募られるなどして直接学校に通う方でなくても、
様々な応援の仕方があることもサイトをご覧いただくとわかります。
今後の活動にも注目していきたいですね📕
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