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9月1日は防災の日!あなたの対策大丈夫ですか?

2020.08.11

9月1日は防災の日とされています。

1923年9月1日に関東大震災が起こりました。災害の規模は東日本大震災以前で最大と言われています。

他にも、阪神・淡路大震災や熊本地震など日本では大きな地震がたくさん起こっていますね。

 

関東大震災にちなんで毎年9月1日は防災の日とされていますが、なかなか防災について考える機会ってありませんよね?

地震大国日本。石川県は比較的地震が少ない地域だと感じますが、それでも2007年に能登半島地震が起きています。

南海トラフ地震、首都直下型地震はいつ起こるか分からなくとも、今後必ず起こるとも言われています。

その時、あなたはどんな行動を取りますか?自分の命、家族の命を守れますか?

いま一度、皆さんでよく考えてみませんか?

 

家具について

 

家具が倒れて窓を割るイラスト(事故)

家具は倒れる前提で

地震が起こったら家具は必ず倒れる、ということを念頭において家具を配置しましょう。

部屋の入り口付近に箪笥を置いていませんか?倒れた時、入り口は塞がってしまいませんか?

ベッドの頭上部分に重さのある物を設置していませんか?

もしもの時のことを考えて、家具の配置には気を付けましょう。

壁に固定することも忘れずに。

 

防災備蓄のイラスト

取り出しやすい位置に防災グッズを設置

防災グッズを準備することは素晴らしいことですが、出番がほとんどない物だからと言って、押入れの奥深くにしまっていませんか?

地震が発生したらすぐに取り出せる位置に設置しておきましょう。

懐中電灯、スリッパ、音が鳴る物は身近な場所に置いておきましょう。

それぞれ、暗いときに(懐中電灯)、移動する時ガラスなどを踏まないように(スリッパ)、身動きが取れない時に自分の生息を周りに知らせるために(音が鳴る物)重要な物です。

 

非常持ち出し品/備蓄品

 

保存食のイラスト

水、食品は3日分を目安に備蓄しておきましょう。

乾パンや板チョコなど保存期間が長い物も準備しておきましょう。

アルファ米などご飯も忘れずに。

近年ではインスタント麺を、水で戻して食べる方法もあります。

調理に時間はかかりますが、避難時に食べる分には十分でしょう。

 

備蓄品の例

■携帯用飲料水 ■貴重品 ■ヘルメット ■軍手 ■懐中電灯 ■衣類

■下着 ■毛布 ■携帯ラジオ・予備電池 ■マッチ・ロウソク ■使い捨てカイロ

■ウェットティッシュ ■携帯用トイレ ■トイレットペーパー

(参考:私の防災サバイバル手帳(総務省消防庁)

 

津波に備えて

 

地震のイラスト「大きな津波」

金沢市で8号線より海側の地域に住んでいる方は、一度津波が起きたときにどうするか決めておくのがいいでしょう。

津波情報が発表されるのは、地震が起きてから約3分後と言われています。

しかし、必ずしもすぐに情報が手に入るとは限りません。停電の恐れもあります。

大きな地震が起きたらどこに避難するのか予め決めておきましょう。

 

安否確認の方法を家族で確認

LINE

既読機能がついたLINE機能は東日本大震災がきっかけだというのは有名な話です。

文字を打つ余裕がなくてもスタンプを送る、せめて既読をつける、位置情報を送るなど

簡単なアクションで自分の安否や場所を相手に伝えることができます。

 

災害用伝言ダイヤル(171)

自宅の電話番号などに伝言を残し、全国のどこからでも伝言を聞くことができるサービスです。

毎月1日と15日、防災週間などでは伝言を残す体験ができサービスを無料で試すことができます。

一度試してみましょう。

(参考:東京防災ホームページ

 

各携帯会社の災害用伝言板サービス

docomo、au、softbankなどでは、災害用の伝言板が用意されています。

 

いろいろなサービスがありますが、どのサービスを使うか決めておかないとすれ違いが起こる可能性も考えられます。

まずこれを使う、ダメならこれという風に使い方を家族で決めておきましょう。

 

地震発生時の行動

 

地震のイラスト「テーブルの下に避難」

身の安全の確保

地震がおき、揺れが収まったらまず身の安全を確保しましょう。

いつ次の揺れが起こるかわかりません。頭を守るもの、足を守るものを探します。

また、窓や戸をあけ、出口を確保しましょう。

 

 

正しく判断して避難

役場などから避難指示が出れば避難しましょう。

そうでなくとも、危険であると判断した場合は躊躇わずに非難することが大切です。

消防署や警察署は対応に追われることとなるため、支障をきたさないよう、問い合わせはしないでおきましょう。

 

地震になりガスを止める人のイラスト(事故)

周囲を確認しながら非難

非難する前に二次災害を減らすため、電気のブレーカーを落とし、ガスの元栓を閉めましょう。

いつ、何が上から降ってくるかわかりません。急ぐ気持ちもわかりますが、身の安全を第一に周囲確認しながら避難しましょう。

 

落下物から逃げる人たちのイラスト

非難する時は徒歩で

ただでさえ道に物が落ちていて不便な状況です。

渋滞になると、救急車などが通れず、助かる命も助からないかもしれません。

 

避難所生活のイラスト(笑顔)

日頃から避難場所を確認

地震が起こってから避難場所を確認するより、日頃からどこに非難するのかを確認していたら、万が一の時の対応が少しでもスムーズになります。近くの避難所、広域の避難所を確認しておきましょう。

 

(参考:消防庁 地震防災マニュアル

 

大きな揺れの後、絶対に油断しない

例えば震度7の揺れが起こったとして、その揺れが収まったあとはどうなるでしょう?

余震の震度は?頻度は?期間は?そもそもその揺れは本震ですか?

 

熊本地震の際、2度大きな揺れが観測され、1度目より2度目の方が揺れが大きいものとなりました。

しかも28時間という時間差で。

本震が収まったら避難し、余震がひどくなければ帰宅すればいいというわけではありません。

熊本地震でも、1度目の揺れには耐えた家屋が2度目の揺れには耐えられず、2度目の揺れの前に避難先から帰宅した方が被害に遭ったケースもあるようです。

 

 

いかがでしたか?

緊急時にスムーズな行動をするためには、日頃からの準備が大切です。

自分の命を守るためはもちろん、少しでも多くの人の命を守るためにはどんな行動をするべきか、今一度考えてみましょう。

 

 

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