地震や台風に備えよう。部屋探し〜新生活スタート時の防災チェックポイントまとめ

地震や台風など、もしものときに備えて、部屋探しのときや新生活のスタート時にチェックしておくと安心なポイントをまとめました。

部屋探しの時にチェックするポイント

ハザードマップをみよう！

ハザードマップとは、地震による津波や、台風による水害など、自然災害が発生下梅に被害が想定されるエリアや避難場所をまとめた地図のことです。地図では主にこんな情報がわかります。

・河川が洪水になった場合の予想浸水深

・海で津波が発生した場合の予想浸水深

・土石流の危険警戒区域

・指定緊急避難場所

国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」で簡単に調べることができるので、まずは住む予定の場所でどんな被害が想定されているかをチェックしてにましょう。

築年数、構造をチェックしてみましょう！

次に、特に地震の時に気になる耐震性のチェックについてです。

よく言われているのが、「旧耐震基準」と「親耐震基準」の違いについて。

1981年(昭和56年)6月1日に建築基準法が改正され、それ以降に適用されている耐震基準を「親耐震基準」、それより前に適用されていた基準を「旧耐震基準」と呼ぶようになりました。

◎旧耐震基準・・・「震度5強程度の地震ではほとんど建築物が損傷しないと」と規定

◉親耐震基準・・・「震度6以上の地震に耐えられること」と規定

そのため、築年数をチェックすることはひとつの目安となりますが、1981年以前の建築でも、耐震補強や改装で耐震性が向上している場合もあります。

気になる場合は不動産屋さんに「耐震診断記録」や「耐震補強」の有無を併せて確認してみましょう。

また、構造も耐震性に大きく影響してきます。

木造や鉄骨造よりも倒壊しにくい構造といわれるのは、「鉄筋コンクリート造(RC造)」

されに、柱・梁で鉄骨を組んだ上でコンクリートを流しこむ、「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」はもっとも東海に強い構造といわれています。

新生活スタート時に確認しておくポイント

最寄りの避難場所をチェックしよう！

自治体ごとの避難場所は「ハザードマップ」で確認できます。

場所と自宅からの避難経路をみておきましょう。

また、ご家族で暮される場合は、緊急時に連絡が取りづらく場合に備えて、「集合場所」と「連絡先(災害用伝言ダイヤル)」も併せて確認しておくと安心です。

いざという時ののための「非常持ち出し袋」をつくろう

携帯ラジオ、懐中電灯、乾電池、携帯用充電器、常備薬など、いざという時に必要となるものをまとめた「非常落だし袋」を作っておきましょう。

保管場所は玄関など、さっと持ち出せる場所がおすすめです。

家具の転倒防止策をとりましょう！

地震の時、建物自体の倒壊よりも多いのが家具の倒壊による転倒。

背の高い家具、テレビなど、賃貸でもできる突っ張り棒や吸着マットによる転倒防止対策を施しましょう！

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