【チームラボ 】行ってみよう!〜金沢城 「光の祭」〜
2023.08.22
2021.04.26
本日は賃貸の場合に考えられる老後の住宅問題についてご紹介!
高齢者に賃貸物件を貸し渋るオーナーは実際にいます。
入居審査で断られたり、更新できなかったりと老後の住まいの確保に不安を感じさせる事例も少なくはありません。
しかし、人口減少・高齢化社会の進む日本の空室率は、現在13%を超えています・・・
もはや、借り手市場となっている賃貸業界ですから、将来はもっと高齢者が賃貸物件を借りやすくなっていると想定できます。
同時に国の「高齢者向け住宅政策」が進み、老後の住まい探しは簡単になるのでは?と期待しています。
老後破産にならないよう、老後のシュミレーションをしておく必要があります。
ざっくり考えると、
◉老後にもらえるお金
◉老後に必要なお金(家賃・生活費)
となります。
マイホームの場合の居住費は購入費用、メンテナンスやリフォーム費、固定資産税です。
賃貸派とマイホーム派では総コストに大きな差はないと言われていますが、長生きする分だけ賃貸派は居住費がかかります。
ですので、しっかり貯蓄は増やしておきたいですよね。
賃貸物件に暮らすメリットは、若い方と同様、高齢者でも享受できます。
たとえば、いつでも思い立ったら引越しができること。
賃貸なら「釣りが趣味なので身体が元気なうちは海の側で暮らしたい」「老後は畑作りを楽しみながら田舎で暮らしたい」といった趣味やライフスタイルに合わせて場所も家も住み替えることが可能です。
また、年金暮らしでなるべく生活費をカットしたいと考えた時も、家賃が安いところに引越しをすればその後の生活に不安が少なくなります。
賃貸物件は、面倒な修繕費に支払いや近所付き合いも気にすることなく、気楽に暮らせる点も見逃せません。
持ち家がある方の場合、広すぎる家では掃除や維持・管理が高齢になった時に負担になります。
また、いざという時には家族の相続を考えなくてはいけません。
ご自身の死後に家族が骨肉の争いをするようなことがないよう、元気なうちに持ち家を売却して現金化しておきましょう!
そして、家族に負担をかけずに財産分与をしておく、またはその後の賃貸での老後資金に充てるなどがおすすめです。
そして何より、老後の生活で心配な点は体が思うように動かなくなった時のこと。
戸建て住宅の場合、階段や玄関に段差がある造りが多いですよね。
高齢になった時、元気だった頃は気にならなかった少しの段差に足をとられて転倒・骨折することはよくあります。
高齢者が骨折して入院すると回復に時間がかかり、そのまま寝たきりになってしまうという方が多いですよね。
このように高齢者にとって、段差というのは大変危険なものです。
しかし、マンションやアパートといった最新の賃貸物件の造りは段差が少なく、バリアフリー物件がほとんどです。
もし体が不自由になって、車椅子での移動が余儀なくされても、フラットな造りの賃貸物件ならそのまま今までの住まいで暮らし続けることが可能です。
また、エレベーター付きのマンションなら屋外への移動も簡単です。
賃貸物件は造りがシンプルなので、日々のお掃除も簡単に済ませることができます。
庭の草むしりや廊下の掃除などは共用部になるため、管理会社が行ってくれます。
高齢者になり身体の自由が効かなくなった場合も、管理が楽です♪
このように、賃貸物件は高齢者に適した造りのため、メリットが多いです。
高齢者用賃貸住宅とは、民間の事業者が行政の認可を受け、設置・運営される賃貸住宅で、介護の認定がない人や軽度の介護が必要な高齢者が住めます。
住宅がバリアフリー化されていることはもちろん、物件によっては生活補助員が常駐し生活相談や緊急時の対応サービスも行ってくれます!
公営住宅やUR都市再生機構賃貸住宅などを利用した「シルーバーハウジング」は、居住者の年間の所得によって家賃が決まり、所得が低い人でも入居が可能です。
主に民間事業によって運営されている「サービス付きの高齢者住宅」は、ケアの専門家が建物に常駐し、安否確認サービスや生活相談サービスを提供しています。
大くの場合、初期費用と月額費用が必要となり、初期費用が0円から数百万、月額利用料は10万円〜30万円程度とかなり差がありますので、利用する場合はしっかりとした計画が必要です!!
マイホーム派に比べて賃貸派の老後は不安定に見えるかもしれませんが。実は「住まいが固定されていない」ということは、「自由に住まいうを選べる」ということなんです!
選択肢はいかになります。
◉そのまま賃貸で住み続ける
◉国の施策などにより、高齢者住宅、老人ホームが種類も件数ももっと増えているかもしれない
◉生活費の安い海外に移住!
◉貯蓄したお金で、手ごろなマイホームを購入する
あなたならどれを選びますか?
貯蓄したお金で手ごろなマイホーム購入を選択した場合、高齢になるろローンを組めません。
しかし、賃貸に住んで貯蓄しておき、キャッシュで「終の棲家」を購入するという方法もあります。
不動産は地方で値下がりが続いており、将来高齢者に頃には購入しやすい価格の家が増えているかもしれません。
高齢者の住む家ですから、そんなに広さも新しさも必要なく、狭い中古住宅で良いのです。
相続の必要がなければ、契約終了まで住む家・土地を担保として高齢者が融資を受けれれる「リバース・モーゲッジ」制度を利用して、生活資金を得られます。
歳を重ねてから「今の住まいでは生活が不便・・・不安・・・」とならないように、あえて賃貸物件に暮らすという選択肢があることをご理解いただけたと思います。
アクティブシニアが増えてきた現在、セカンドライフを考える上で住まい選びはとても重要です。
活動的に過ごせる時期と、老いと向き合いながら日々を過ごす時期、老後の住まいもこれらの期間を考えて選ぶことが大切です。
そこで、高齢者の方でも住みやすいバリアフリー物件をお勧めします。
段差がなかったりトイレや浴槽に手すりが設置されていたり、上がり下がりがしやすいように段差が緩やかになっているなど、様々な配慮がされています。
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