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金沢の鰤おこし【冬の風物詩】

2021.11.18

「鰤おこし」とは、11月半ばから12月に掛けて北陸では猛烈な風が吹き荒れ雷が激しく鳴り響く日があり、このような天候のことを「鰤おこし」と呼びます。

冬にかけての荒れた天気は北陸では珍しいものではありません。

当たり前の天候なのでもしかしたら「鰤起こし」という言葉を知らない地元の方も多いのではないでしょうか。

そんな北陸の冬の風物詩【鰤起こし】を解説します‼︎

鰤起こしとは?!

由来としては、この時期に日本海を回遊している寒鰤が、初冬の雷と合わせて獲れ始めることから、漁師が網を「起こす」というのと、寝ている鰤を「起こす」という意味をかけて「鰤起こし」といわれています。

冬の味覚といえばブリ。

正月にも欠かせない出世魚です。

日本海の美味しい冬の味覚の一つが寒ブリ!

寒ブリが本当に美味しくなるのは鰤起こしがなってからなんです。

鰤起こしがなると…

この鰤おこしがなると、いよいよ金沢では本格的な冬の到来です。

水温も一気に下がり、寒鰤の脂ものってカニや甘海老の甘みもましてきます。

鰤おこしの雷からアラレも降ってきて金沢も本格的な冬仕様となります。

大雨や強風、雷などの荒れた天候を乗り越えると美味しい海の幸が獲れるということですね!

鰤起こしのなる時期は?

毎年、11月〜12月に掛けて北陸では猛烈な風が吹き荒れ雷が激しく鳴り響く日があります。

このような天候のことを「鰤おこし」と呼びます。

春一番などのように、何か決まりがあるわけではありませんし、何日に決まって鰤起こしがなるというわけでもありません。

冬の日本海は荒れたどんよりした天候が多いですが、そのなかでも「これぞ鰤起こし!」というような大荒れの天候を指します。

関東などの太平洋側の地域は雷=夏のイメージがあるそう。

ここ日本海では冬にこそ雷の本領を発揮するものですね!

2021年の鰤起こしは‥

鰤おこし

2021年の11月17日〜18日にかけて荒れ狂うような天候が続きました。

降り続く大粒の雨に強風、鳴り響く雷…まさに「鰤起こし」

定義はありませんが、気温も一層グッと下がり、今年も鰤起こしがなったな…と感じました。

まとめ

そんな「鰤起こし」。

石川県や富山県でしか使われない言葉だそうです。

石川県が地元である私も知らない言葉でした。

転勤族である知人から聞き、まさに今日の天気だ!と思い調べました。

また、同じ北陸でも地域によっては「鰤起こし」ではなく「雪おろし」や「雪起こし」と言う地域もあるそうですよ!