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冬の結露対策|キーワードは湿気と換気

2022.01.18

日本列島に寒波が到来し、先日は関東地方にも雪が積もりましたね。

いよいよ冬本番。

そんな冬のお悩みで多いのが「結露」です。

窓ガラスやサッシにたくさんの水滴がつくアレです。

最近の注文住宅は断熱性が高く、換気がしっかりと行われていれば結露しません。

問題は賃貸住宅における結露です。

築古の賃貸住宅は断熱性も低く、一枚ガラスであれば当然結露が発生します。

結露を放っておくとカビやダニの発生の原因になったり、カーテンや壁紙のシミになったりと困りモノです。

今回は、結露の原因と少しでも結露を減らすための対策をご紹介します。

結露はなぜ起きるの?

冬のいや〜な結露。

なぜ起きるのでしょうか。

まず、室内と屋外の温度差が大きいこと。

暖房で温められた室内とが窓の外の冷たい空気に冷やされると水滴として発生してしまうんです。

特に、一枚ガラスは2000年頃まで、ほとんどの新築住宅に使用されていましたが、結露が発生しやすいのです。

二つめは室内の湿度が高いこと。

寒い冬の日は、ざわざ窓を開けて換気をする人って少ないですよね。

料理をしたり、お風呂に入ったり、生活しているだけで、いつの間にか室内の湿度は上がってしまいます。

その結果、窓に水滴がつきやすくなるということなんです!

ただの水滴と思って結露を放っておくと、床や壁紙、カーテンなどを傷めたり、カビやダニの発生にも繋がってしまいます!

結露対策

空気にはもともと水蒸気が含まれているため、まずは結露を助長する水蒸気の発生を抑えることが重要になってきます。

とはいえ、日常生活の中には、水蒸気の発生を促し結露を増加させる原因となるものがいくつもあるので全てを対策するのはとても難しい…

そこで、少しでも簡単に日常的に行える結露対策をご紹介します!

換気を行う

換気

結露に最も効果的なのは「換気」です。

こまめに換気をして、室内の湿気を外に逃がす事で、結露は大きく軽減出来ます。

定期的に窓を開けたり、換気扇を回すなどして室内にこもった水蒸気を、外に逃がしてあげましょう。

除湿器を併用しても良いでしょう。

サーキュレーターを回す(空気循環)

扇風機や、小型のサーキュレーターなどで窓に風を当て続けても、結露を防止することができます。

お部屋の空気を巡回させることで空気中の水分が分散され、凝縮しづらくなる効果があるそうです。

温度をあげるのはNG!

冬場は寒いですが、温風ではなく冷風を当てるようにしましょう。

暖房器具を使い分ける

冬場に活躍する、室内排気タイプのファンヒーターは、灯油やガスを燃焼させているときに大量の水蒸気を発生させます。

ファンヒーターをつけっぱなしにしておくと、部屋の湿度がぐんと高まってしまいますので、エアコンやこたつなど、冬場の暖房器具を上手に使い分けることをオススメします。

結露対策グッズを活用

市販の結露対策グッズを活用することも良いでしょう。

結露ワイパーや吸水テープなど様々なグッズは100均でも手に入れることができます。

結露ワイパーは、ガラスの下から上に水滴をすくう様に動かすと、ワイパーのゴムが水滴をムラなく簡単に取り除いてくれます。

吸水テープは、窓ガラスの下の部分に貼っておくと、垂れてきた水を吸水してくれ、自然に水滴の吸水・蒸発を繰り返します。

部屋干しは避ける(高気密高断熱住宅以外)

洗濯物を室内に干すと、お部屋の湿度が上がります。

サンルームで干して除湿機をつけるか、浴室で干して換気扇を回しましょう。

ただし、高気密高断熱住宅は乾燥気味になることが多いので部屋干しがオススメです。

まとめ

結露ができてしまうとなんとなく気分が下がってしまいます。

毎日少しの工夫をしたり、時には便利なアイテムを使ったり、結露を防止する策はたくさんあります。

その上で、できてしまった結露はこまめに拭くこと!

放っておくとすぐにカビができてしまうので、めんどくさいですがこまめに拭きましょう。

換気や除湿など対策に加えて、断熱性能の良い窓ガラスの採用をも検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

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