AI OZAWA
2019.06.30
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2017.08.23
漫画と珈琲と、時々床屋。
とにかく居心地が良いのです。
漫画のセレクトも絶妙で
「コーヒーマート63」さんから仕入れた豆で珈琲も淹れてくれて…と…
ココだけ聞くと喫茶店のお話しになってしまいますね 笑
ここは「HAIR GARAGE JAM」。
床屋さんです。
美容室ではありません。
理容室です。
BGMはFMラジオ。
お客さんの9割が男性のストロングスタイルショップです。
JAMという名前は
「詰め込む」という意味。
とても小さなお店に「たくさんの人」「たくさんの技術」「たくさんのモノ」「たくさんの想い」
を、詰め込みたいという願いが詰まった名前です。
HAIR GARAGEは、単純に店主が車好きってだけらしいです 笑
将来は、車屋と床屋をしたいとか。
大きな車の運転席で散髪してほしいです。
なぜ美容室ばかりのこの時代に理容室としてお店を出しているのか?
まず、理容室のことを少し調べてみました。
床屋の流行のピークは昭和61年頃だそうです。
ゴリゴリのパンチパーマやアイパーのツッパリさん達がよく利用していたとのこと。
そのころと比べてお店の数は減り続け
平成27年には美容室が約24万件に対して理容室は13万弱。
団塊世代の引退でさらに減少する模様。
地方に行けば行くほど若い人スタッフが少ないそうです。
若い世代の理容師が増えない理由は
美容師に比べなんとなくダサいからというのが圧倒的に多く
2000年に流行ったドラマ「ビューティフルライフ」や
「カリスマ美容師」などの美容師ブームの到来が
そのイメージに拍車をかけたのだと思います。
※当方が調べたことなので事実とは違うかもしれませんが…
で、このような事態の理容師に店主がなった理由は
前提として業界の事情とは関係なく男性のカットやセットをしたいという思いがあったのと
顔剃りの技術は理容師にしかないこと。
きわめつけは、高校生のときに知り合いの美容師から、現役でやっていけるリミットは理容師よりも短いかもしれない、
もし、自分が女子高生だったら50や60のおっさんにカットしてほしい?と言われ…
たしかに嫌だなあと…。
なるほど 笑
もちろん人によりますが。
最近は、とがったコンセプトの理容室も少しずつ増えてきているようで
「理容室=ダサい」というイメージはなくなっていくのではないかと思いますし、そうなってほしいです。
JAMはかっこいいお店ですが
店主が愛されキャラなので
見た目のかっこいいかっこわるいだけでなく
店主という人に惹かれてやって来るお客さんも多いのかもしれません。
(髪を切りに来るのか、漫画を読みに来るのか、珈琲を飲みに来るのかはわかりませんが)
FACEBOOK:www.facebook.com/hairgaragejam/
TEL:050-3552-6331
ADDRESS:石川県金沢市浅野本町2-1-29
OPEN:9:00〜19:00
CLOSE:月曜・第一火曜・第三日曜