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DEUX ANKRES

2018.05.23

僕は今年、制作と生活の拠点をベルギー北部のフランデレンに位置するゲントに移しました。
特にベルギーに強い思い入れがある訳ではありません。
なので、低血糖でガリガリな「このマーケットで買う野菜がフレッシュ。何より袋がカワイイ。」
とか、
高血糖でポッカぽかな「ここの川沿いで呑むベルギービールが格別ゥンまいんだよねー。」
とか、
内出血でブリンぶりんな「オッス、みんな。ココ、超お気に入りのバー。今からツレと合流系。」
とか、
温故知新でシワッしわな「これが受け継がれた伝統、それに伴う退廃の美学。あぁ、美しい。」
とか。
ましてや、猪突猛進でテッポウダマな「未開の闇を暴く!実録ベルギーブラックロード」
など、一見ホームシックとも受け取れる記事をお伝えする気は全くありません。
ただいま訳あって行動に規制がかけられていますので、あくまでライフサイズの身近な存在を冷静な情報としてお伝え出来ればと思っています。
さて、ここフランデレンには3つの主要都市が存在しています。
” EU本部 “、” NATO “などが置かれるブリュッセル。センセーショナルなファッションムーヴメントを発祥させた ” The SIX ” の産みの都 アントワープ。そして、プロレタリア文学著者、タコヤキスム布教活動等で有名な ” フジタキ ヨウスケ ” が産まれた金沢との姉妹都市 ゲント。
ご近所のシタデル公園にはその証として、金沢市から寄贈された” TO-RO 灯籠 ” がインストールされており、池に片足をガッツりと突っ込んだその出で立ちは、” 本家 ” 兼六園さながらであります。
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3都市の中でも、とりわけガチガチの社会主義、社会主義と言えば ”ゲント” 。
僕は決してマルキストではないですが、日本での生活において資本論を元に内向型、利己的に本来あるべきの人としての生産性を高めていたつもりではいますので、こちらベルギーで結果を形とした時には社会循環運動として大きな力の一部になれるのではないでしょうか。
それでは。