本日２５日、街が死んだかの様に静まり返り、人の姿が見当たりません。何千何万というそれぞれの宴がイエスの誕生を祝福しているのでしょうが、洗礼を受けたにもかかわらずゴッドファザー、ゴッドマザーのいない自分にとって、この文化、もとより宗教の壁を乗り越えられるはずがなく、人生の経過、名前共に親近感の湧く宗教思想画家  レオナール・フジタを偲び、「猫と女」ならぬ、猫と僕でアツアツのお好み焼きを焼いております。
メリー・ミーでございます。
描いてヨシ、歌ってヨシ、廻してヨシの三拍子を併せ持ち、森羅万象をつかさどるアノお方、我らがクララ・スピリアールト先生による壁画作品のオープニングへお邪魔いたしました。
半ば強引に壁画という接点での進路変更をお許し下さい。

郊外にある ヒラールズベルヘン という街のボレンホルという通りに市長や市民、近郊からも沢山の人々が祝福に駆けつけました。

「秘密の花園」と題打たれた壁画は、行き交う人々を幸せにし、通りを抜けると同時に笑顔が湧き出るに違いありません。

この街は ツール・ド・フランドル という自転車競技のクライマックスとしても有名で、ボレンホルがコースルートに組み込まれる日もそう遠くは無いと思っています。選手達がこの通りを駆け抜け、花園を目にしたその時、見えない栄光を追い続け、身体にムチを打ち付けながら競い合う事の愚かさを知り、この壁画の前で全てを脱ぎ捨て過去に懺悔し、レーシングシューズを聖杯に酒を呑みかわし、気づけばサドルを口にくわえ、安息と共に逆立ちで自転車を漕いでいる愛と慈悲に満ちあふれたその姿に己を憂うはずです。
ヒール。

是非ヒラールズベルヘンにお越しの方はこの花園で良き時間を。
アーメン。

そんなクララが クリスマスエディシヲン として IKEBANA COLLECTION©️ という素晴らしいポストカードを発表いたしました。是非彼女のウェブサイトに訪問し、購入希望の方はコンタクトしてみて下さい。

それでは。