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歴史と文化が薫る街、金沢で暮らす|街の情報サイトLIFES

DEUX ANKRES

2019.04.12

まだまだ肌寒いこちらベルギーはサマータイムに突入し、20時を過ぎてもまだ明るいです。7月にかけてグングンと長くなる日照時間が嬉しくもあり、悲しくもあります。
出かけたついでに、ゲント市中央図書館 ” De Krook ” に立寄り暖をとらせていただきました。
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おぉ、スネ夫だ。
地上5階、地下2階からなるこの建築は、歴史ある街並みの中を川沿いに歩いていると突如に出現するのでかなりの存在感があります。2017年にリニューアルされ、とてもモダンに生まれ変わったこの図書館はゲントを拠点とする COUSSEE & GORIS architecten と、スペインはウロットを拠点とするRCR Arquitectes により共同設計されました。
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少ない照明で自然光を多く取り入れた設計は十分に明るく、とても落ち着く空間に仕上がっていて、読書エリアも多くかなり開放的です。
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各階の窓際通路は全てセルフスペースとなっていて、居心地が良いのか満席状態です。
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自由に使うことが出来るプラグドピアノからは鍵盤の音だけが聴こえ、その暖かみのあるコトコトがまた妙に心地いいです。
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この建物の奥には古いサーカス劇場があるのですが、ロッテルダムを拠点とする Atelier Kempe Thill という設計チームがリノベーションを加え、2020年には更に大きな文化施設が増設されるとの事です。ウェブにあるプロットをみたのですが、スクリーンやダンスホール等も設定されていました。
胸騒ぎが止まらず、早くも嫌な予感がしています。
それでは。