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暮らしと照明vol.03 「間接照明」

2019.10.07

「暮らしと照明」。今回は間接照明についてです。前回の記事はこちら

優しい照明。それが間接照明。

「間接照明」あまり聞きなれない言葉かもしれません。
名前の通りで光源は直接見えないのですが照明の光が壁などに当たってリバウンドすることで光が間接的に空間に優しく広がる明かりのことを言います。
特徴は何と言ってもその優しい光です。
光源が見えないので、眩しくなく目にも優しいです。
また壁などの対象物に映る光のグラデーションがとても幻想的です。

間接照明はどこを照らすかがポイント。

こちらはお部屋の特徴であるコンクリートの壁に間接照明を加えた例になります。
後ろに照明を仕込んだ台を置いただけでコンクリート壁を優しく照らし、お部屋がより魅力的になります。
間接照明を取り入れる際はせっかくならお部屋で一番魅せたいところを照らしましょう。

 

特にお部屋に特徴のある壁が無いという方は、このように真っ白な壁を照らすだけでも、十分オシャレなお部屋になりますので心配の必要はありません。

 

私の部屋にも間接照明を入れれるの?

ちょっと上級テクニックのイメージのある間接照明ですが、誰でも簡単にお部屋に取り込めます。

こちらはテーブルの後ろにホームセンターで買ってきたLED照明を貼っただけです。
最近はLEDが普及し照明も小型化したため、インテリアのどこにでも間接照明を仕込みやすくなりました。
LEDなので熱も高くなりにくいので発火の恐れも少ないです。

 

ホームセンターに連結可能なこのような照明が売っています。
照明の光の色はお部屋のデザインにもよりますが電球色がオススメです。

家を建てる時やリノベーションする時は事前に照明計画を。

せっかく家を建てたりリノベーションするのであれば間接照明をあらかじめ入れておくことができます。

こちらはリノベーションしたお部屋になります。
カーテンボックスの中に入ったLED照明がカーテンを優しく照らします。
間接照明で一番大切なことは光源が見えないように計画することです。
LED照明がチラッと見えるとムードのかけらもありません。
天気が悪い時や夜は部屋の中も暗くなります。
そんな時は間接照明の明かりがよりムーディでドラマティックな印象を生みます。
逆に日がしっかり入る時間帯はあまり間接照明は効果的ではありません。

日中はこのように明るく、この爽やかさも魅力的です。
時間や季節によって灯す照明を変えるのも暮らしの楽しみの一つです。
皆さんも是非「間接照明」をお部屋に取り込んでください。