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子育て世代が求める「育住近接」

2021.10.06

近年、保育園や学童保育施設などをマンションや団地内に設置する「育住近接」というトレンドが生まれています。

共働きの家庭が増えてきた昨今、住まいと保育園や学童施設が近いことを住まいの条件にされる方が増えてきているのです。

この記事では育住近接とは何か、子育て世帯が「育住近接」を選ぶ理由をご紹介します。

育住近接とは

参照:https://koshido.co.jp/news/detail.html?p=1322

育住近接とは文字の通り、子供を預ける施設(育児をする施設)と住む場所が近くにあることを指しています。

子育て世代の育児負担を軽減するための言葉でもあります。

家と保育施設が近いことで、子供が熱を出したり怪我をした時でもすぐに駆けつけることができます。

子どもに何かあった時も、家に誰かいればすぐに駆けつけることができます。

また、保育園などの児童施設が近いと毎朝の子供の送迎距離が短く済むので、共働きの家庭が多い今の時代にはぴったりです。

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子育て世代が「育住近接」を選ぶ理由

共働きの世帯の増加

育住近接を子育て世帯が選ぶ理由としては、共働きの世帯が増えていることが一番に挙げられます。

朝はただでさえ時間がありません。

慌ただしい毎朝の子供の送迎距離が短くなることはメリットの1つです。

他にも、家の近くに子どもの預け先があることで通勤もしやすくなり、発表会や卒園式など休日にあるイベントにも参加しやすくなるメリットが挙げられます。

求められる”つながり”

共働きに加えて増えている核家族世帯…

祖父母と離れて暮らしていると、万が一何かあった時にすぐに頼れる人がいません。

そういった意味でも繋がりを求めている人も増えています。

保育園・学童などの預け先の近くには、同じ施設に通わせている子育て家庭が多く住む傾向にあります。

そのため、近所付き合いの一環として、友人付き合いもできるようになります。

打ち解ける友人ができれば、気晴らしにお茶を飲みに行ったり、子供同士を遊ばせたりもしやすくなります。

住んでいる地域の中にコミュニティができれば、子育ては一層しやすくなるかもしれません。

ゆとり時間の確保

小学生に上がると習い事を始める子供が増えてきます。

今までは親の仕事が終わり、学童へお迎え、習い事へ送るという図が一般的でした。

しかし、小学校低学年においては、「家の近くで子どもに習いごとをさせたい」というニーズがあります。

家の近くで習い事をするメリットは、学校帰りにそのまま習い事へ行き、親の仕事が終わる時間と同時に家に帰ることで、夕方〜夜にかけてゆとりの時間が確保できることです。

親にとっても子供にとっても、束の間のひと時は必要ですね。

まとめ

住まいと職場、保育園・幼稚園の距離を考慮した住まい選びで、なるべくストレスなく日々を過ごせるといいですね。

将来を考えた新しい生活スタイルとして育住近接を視野に入れてみてはいかがですか。

 

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